趣味で始めた釣りも本格的になって40年以上がたちますが、いまだに続いているのはなんでしょうか。一年を通してオフになることなく1月から12月まで各月ごとに対象魚が違うため、次々と心の準備や身の回りの道具が変わって行くのがとても面白い。海はほとんどが日本海、それも山形県から富山県沖とエリアは狭いのですが、最近はもっぱら渓流がメイン(長野・新潟)です。日本海の沖釣りと渓流の釣果をご紹介します。

日本海沿岸の釣りもの
1月
2月
海が荒れてほとんど釣りにならない状態だ。やっと高気圧におおわれて晴れ上がり、海も穏やかにもどっても、今度は“仕事の都合がつかない”ということになってしまうのだ。しかし近場のヤりイカだけは結構好調なのだ!!

3月 春先の強風と戦いながら出船する。沿岸の海域の波の高さは2m50cm!船酔いとも戦うのです。特にこの地方の船は船首が丸型の漁師用和船が多く、それはもう、良く揺れますヨ!この時期クロソイ専門の遊漁船の多く、良型が数あがる時期です。

3月
4月
4月に入ると沖メバルサクラマス(最近はあまり釣れなくなった)等貴重なターゲットが顔を見せる。

5月
6月
7月
ロングランのアジ、ムギイカアカイカ、マダイ・ヒラメも時期に入る。大型のマダイ、ヒラメは6〜7月。そして日本海の名物“夜の電気釣”がいよいよスタートです。この釣りは本命はもちろんだが、“外道の釣り”でもあり何が来るかは全く分からないところが、何とも面白い!! アジ船で4号ハリスのサビキに「8kgのヒラメがかかる」なんてことも珍しくはないのです。抽選で大ドモを引ければ、サビキでアジを釣り、テンビンでアジの泳がせ釣りなんていうも2本竿で楽しめるのだ!

8月 お盆過ぎから、早ければイナダ・ワラサ・ヒラマサ・カンパチの回遊青物が掛かりはじまる。

9月 実りの秋には海も例外ではない。この時期は何といっても夜釣りに人気が集中するのです。過去の経験から言うとワラサ船で大当たりが何度かあったが船中ワラサ(4kg級)が600本(一人平均60本)という事が何度かありました。 夜釣りでは6:00pmから10:30pmの1便と、11:00pmから4:00amの2便がある船があり1便で開始から入れ食いとなり1時間30分程で80リットルの大型クーラーがいっぱいになり竿を畳んだこともありました。残りの時間はただひたすら隣の釣人の手伝いをして時間をつぶしたのでありました。外道で良型のマハタなどこの時期は楽しみも多いですね。

10月 天候に恵まれると樽イカ(ソデイカ)も最盛期です。樽イカの船上刺身は最高です。長野県内各地でワカサギ釣りが本格化すると、日本海の海も台風シーズンとともにあまり海には出られない日々が続く…。

11月
12月

11月、12月は年間を通じて海だけオフシーズンとしているが、12月中旬からは冬のイカ釣りがスタートするため、やはり休んではいられないのだ!!しかし年が明けないと数はのびない。“年越し用のイカ”を少しだけ確保して正月を迎えるのです。

釣行日記


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