私がグラフィックデザインの仕事に着いたのは今から50年前
まだMacもなかった時代でした
当時デザインのフィニッシュ作業(版下制作)をしていた私
ある百貨店の宣伝部の一線でデザインをしていた人のフィニッシュ作業をしていました
そのデザイナーは宣伝部の部長で東京芸大出、温厚な人柄と常にマイペースな人だった
何ひとつ不自由さのない日々を送っていたものだと思っていたが
50歳を前にして突然出家し仏門に入ってしまいました
そして2024年に79歳で他界
いま思うと絵を描きたかったのだろう
それも仏画を描きたかったのだろう
先日ギャラリーで氏の作品回顧展が開催されました
数ある仏画はすべて私の心に刺さる作品だった
そして七十数点の遺作は、すべてが心の中に真の優しさがあふれた作品ばかりでした
画僧としての生涯を貫いた氏の強さをそこに感じた…

写真は「准胝観音(じゅんていかんのん)麻紙に金彩・墨による仏画
回顧
